就職活動用証明写真のアドバイス

はじめに

土地柄これまで多くの学生さんのご撮影をしていますが「これまでボックスのスピード写真を使っていたのですが、面接の方にやはり写真屋さんで撮ってもらった方がいいですよ、と言われて・・・。」なんて方もたまにご来店になります。

『就活写真』とはお互いに相手を知るためのいわば『お見合い写真』ですから、出来ることなら「この人にぜひお会いしたい!」と思われるような魅力的な1枚にしたいですね。

ではなぜ街頭にある「スピード写真」ではいけないのでしょうか???

画質の違いはもちろんですが、何より「ご自身で撮影する写真」だからです。
ほとんどの皆さんはご自身の魅力をその場で引き出せるようなプロのモデルさんではないのですから、自分をPRするための写真を自ら撮影することはかなり難しいと思います。

当店では撮影した写真をその場でご確認いただきセレクトします。モニターに映る自分の姿に驚かれる方がとても多いです。ふだん鏡で見ている自分とは違いますよ。

皆さんが持つ独自の雰囲気や目指す業界によって、その基準にも無限のバリエーションがあります。その点は個々にお話しさせていただきます。どうぞ新しいご自分の発見を楽しんで下さい。

やっぱり、第一印象

商品販売の世界ではそのパッケージが変わっただけで売り上げが何倍も変わるというのはよく言われることです。

『就活』の場でもまず外見が貴方を印象づけます。もし最初から良いイメージを持ってくれさえすれば、相手は貴方に興味を持ち注目していますから無駄なエネルギーを使うことなく自己アピールに専念できるのです。

良いイメージを印象づけるために必要な外見とは、“身だしなみを整えること”です。

清潔な真っ白なシャツにリクルートスーツ、整った髪、きれいな指先、磨かれた靴、ナチュラルメイク、そして口角を少し上げて微笑み。もちろん背筋は伸ばしましょう。

『就活』とは、就職するための活動×、社会人になるための活動○。

「清潔感のある」姿は、「だらしなくない」⇒「きちんとしている」、さらに「細かいところに気を配れる」との印象に繋がります。
同様に「元気で明るい」姿は、「健康である」⇒「欠勤しない」⇒「頼りになる」との印象に繋がり、この人ならば安心して仕事を任せられそうだという安心感を与えます。

社会人になれば、一つの行動にも周りにどれだけ気を配れるか、どう見られているかを意識することが大切です。
自分の感性だけに頼らず、人に不安や不快感を与えず、信頼を得られる印象とはどういうものかを理解して、『働く意欲と熱意』をアピールするためにご自身をプロデュースして下さい。

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